どちらかというと、たまりやすいです。しかしそれは、ドレッドヘアに限ったことではなく、ノーマルヘアーでも同様です。きちんとした対策をしていれば、それほど神経質になる必要はありません。石鹸カスが気になる場合は、以下を参考にしてみて下さい。
【石鹸カスとは?】
石鹸カスとは、石鹸で洗髪した後に残る白い物質のことです。粉状だったり少しベトついたりします。その正体は..
・石鹸の洗い残し
・水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムと石鹸が反応して出来た物質
・上記のものに、汚れなどが加わったもの
...などです。
【石鹸カスを防ぐ対策】
・よく濯ぐ
基本的なことですが、丁寧に濯ぐことは最も重要です。日頃、石鹸カスが目立つ箇所があるなら、その辺りは特に念入りに濯ぎましょう。
・石鹸を直接頭につけない
固形石鹸を、直に髪の毛や頭皮に当てるようにして添付すると、知らない間に必要以上の量の石鹸が溶け出してしまうことがあります。石鹸の量が増えれば増えるほど、濯ぎ切るのが難しくなります。
きちんと濯ぎきれないと、石鹸カスがドレッド内に残留してしまい、臭いのもとになったり、白い粉のようなものが吹き出してきて見た目にも良くありません。
また、カスが頭皮に付着したままになっていると、毛穴をふさいでしまい、抜け毛が増えることもあります。※管理人はそうなったことがありますが、このページの対策をして、改善しました。
石鹸は、一旦必要な分だけ手につけてから泡立て、頭に添付すると良いでしょう。そうすれば、使う量をコントロール出来るので安心です。石鹸の減りも最小限に抑えらるため、より経済的でもあります。
・使用頻度を調整する
石鹸カスが気になる場合、洗髪時に毎回石鹸を使うのではなく、例えば2週間に1回は石鹸を使い、あとはお湯のみで洗う....といった感じで、使用頻度を調整します。
各自の体質・髪質に合わせてちょうと良い頻度を探しましょう。※ちなみに最近の管理人は、1ヶ月に1~2回は石鹸で、残りはお湯のみで洗髪...といった具合です。
・ディープクレンジングする
定期的に重曹を使ったディープクレンジングをすることで、蓄積された石鹸カス・脂分・その他の汚れなどを、深く洗うことが出来ます。
・リンゴ酢リンスする
これは石鹸カスと直接関係することではありませんが、石鹸で洗髪していると、頭皮や髪の毛がアルカリ性に傾きます。定期的にリンゴ酢リンスをすることで、弱酸性に中和し、健康的な状態に保ちましょう。
また、リンゴ酢には髪の毛のキューティクルを適度に閉じて保湿する効果もあるので、「最近ちょっと髪が傷みすぎているな」と感じる時にも効果があります。
【その他の注意点】
・体質に合うものを選ぶ
石鹸にも、人それぞれの体質よって、相性があります。
正しい使い方をしているにもかかわらずフケが増えたり、痒み・かぶれなどの症状がある場合は、すぐに使うのを止めましょう。いろいろ試して自分に合ったものを探すのが一番です。
※ちなみに管理人は「シャボン玉石鹸」を愛用しています。
近所にコンディショナー成分が入っていないシャンプーが売っていなかったので、代用品として使い始めたのですが、とても気に入っています。減りも少なくて経済的です。泡立ちは抑え目ですが、スッキリ洗えて体質にも合っています。顔や体も一緒に洗うことがあるのですが、ニキビができにくくなって助かっています。
【石鹸で洗髪するメリット】
上記を読んでいると、石鹸にはあまり良いところが無いように感じるかもしれませんが、そんなことはありません。メリットとを挙げてみると...
・基本的にシャンプーよりも安い(品物によりますが...)
・長持ちする
・スーパーなどでも手に入りやすい(ドレッド専用となるとまた別の場合もあります..)
・旅行などでも持ち運びが楽
・洗浄力が高い
・生分解性が高く、使用後の排水が自然分解されやすいので、環境にやさしい
...などがあります。
最終的には洗い心地の好みと相性の問題なので、試してみてから判断すると良いでしょう。
※石鹸を使う場合は、必ず無添加のものを選びましょう。