(最終更新日:2019年3月30日)
もしドレッドヘアをやめたくなったら、切る以外に方法はないのでしょうか?解いて元にもどすことはできないのでしょうか?
【ドレッドをやめる場合は切らなくてもOK】
ドレッドヘアをやめる場合、基本的には切らなくても大丈夫です。
ただし、戻すのには時間がかかります。一人でも可能ですが、誰かに手伝ってもらったほうが負担を軽減出来るでしょう。
また、ドレッドヘア期間が長い場合、収縮してタイトになっているため、戻すのにもより多くの時間がかかります。
ドレッドを作る時やお手入れの時にワックスを使い、それがたくさん髪の中に蓄積されてしまっている場合などは、まずそれを洗い流さないといけないため、より困難になります。
※当サイトでご紹介しているドレッドヘアの作り方「フリーフォームメソッド」を利用した場合、ワックスなどは使わないので、この心配はありません。
【ドレッドヘアの解き方】
では、以下がドレッドヘアの解き方です。時間が必要な方法ですが、焦らず落ち着いて行いましょう。
{必要なもの}
・コンディショナー
・お湯
・金属製で細長いもの(ラットテールコーム・太い縫い針・釘など..折れないもの!)
・普通のコーム
{手順}
1.戻したいドレッドを1本選びます。
2.選んだものをお湯でよく濡らし、コンディショナーをつけ、出来るだけ揉みほぐします。
3.金属製の細長いもの(ラットテールコームの柄など)を、ドレッドの先端近くにを差し込み、毛先へと動かしてとかしていきます。※誤って指や頭皮を傷つけないように注意しましょう。
4.ある程度とかしきれたら、コームでとかします。
5.以上の要領を根元まで繰り返します。
6.とかし終えたらよく洗って乾かします。
以上を、戻したいドレッド全てに対して行います。
※とかす間にはたくさんの切れ毛や抜け毛などが出てくることがありますが、心配しないで大丈夫です。ノーマルヘアの場合は、日常生活で抜けた髪の毛がすぐに下に落ちます。しかしドレッドの場合は落ちずにドレッド内に留まっているため、とかした際にその分が出てくるというワケです。ただし、あまり乱暴に行うと切れ毛が増えるため、丁寧に行いましょう。
※とかす際は、誤ってコームの柄などで指を突いたりしないよう、充分に注意しましょう。
↑ドレッドヘアの情報サイト「Lazy Dreads」による実際のデモンストレーション動画です。だいたいの流れがつかみやすくなります。